週に1回更新をしているコロナの状況いついてです。シンガポールでは最近の状況を鑑みて、6月1日まで外出制限期間が延長されました。タイでは、農村部では状況が大分落ち着いてきております。一方で、都市部でも落ち着きは取り戻しつつある状況となっているものの、もう少しの状況であるものの、バイクタクシー等の日銭商売をしている個人事業主の休業によるストレスが限界に来ているとの情報もあります。そのため、もうすぐ解除になるのではとの憶測も出て来ております。
■感染者数 <出典>Worldometerページより
感染者数 死亡者数 回復者数
・シンガポール 13,624(+7,036) 12(+1) 1,060(+292)
・日本 13,441(+2,644) 372(+136) 1,809(+653)
・インドネシア 8,882(+2,307) 743(+161) 1,107(+421)
・フィリピン 7,579(+1,320) 501(+92) 862(+290)
・マレーシア 5,780(+391) 98(+9) 3,862(+665)
・タイ 2,922(+157) 51(+4) 2,594(+666)
・香港 1,038(+12) 4(±0) 772(+170)
・台湾 420(+9) 6(±0) 281(+92)
感染者数の総数で、ついにシンガポールが日本を抜かす結果となっております。これは2週間ほど前から続いている外国人労働者の寮での感染爆発が継続した結果で、このような状況とはなっておりますが、死亡者数の絶対数で行きますと殆ど増加がなく、その観点では押さえ込みが成功しているとは言えると思いますが、先に述べたように外出制限が6月1日まで日本に先駆けて延長となっております。また、感染者数の増加率という点では、シンガポール以外は前週に比べて比較的緩やかになってきております。また、死亡者の増加率は、日本が1番高くなっております。
ただ、あまりニュースでは出て来ておりませんが、最近再感染の人数も一部の国では増えて来ているとの情報もあり、データ的にはどうみても感染者数に含まれていないと思料されるため、データとしてプラスαの情報があると良いと思う次第です。
■各国への渡航可否状況 <出典>外務省ホームページより
・マレーシア 3月18日から外国人渡航者の入国を全て禁止(出国は可能)。
・フィリピン 3月17日から4月12日まで,フィリピン人の外国人配偶者、子弟、駐
在外交官及び国際公務員は入国から14日間の自主隔離が求められ
る。
・タイ 非常事態宣言により外国人の入国を原則禁止とする。ただし、労働
許可証を有する外国人,外交団,国際機関の職員,政府の代表等に
限り健康証明書(出発の72時間以内に発行されたもの)及び出発地
のタイ大使館/総領事館が発行するレター(労働許可証を有する外
国人の場合のみ)の提示があれば,入国は可能となる。
・インドネシア 入国する全ての者は14日間指定された場所で隔離される。
・シンガポール 全ての入国者(永住者, 長期滞在者を含む)に指定された施設での
14日間の隔離を義務付ける(罰則あり)。
・香港 以下の者に対して14日間の強制検疫措置をとる。
① 2月8日から中国本土からの全ての入境者及び過去14日以内に中国
本土への滞在歴がある者(香港居住者を含む)
②3月25日からマカオ・台湾からの全ての入境者及び過去14日以内
にこれら地域への滞在歴がある者(香港居住者を含む)
③ 3月19日から過去14日以内にその他の外国への滞在歴がある香港
居住者
・台湾 3月19日から外国人は居留証、外交、公務の証明あるいはビジネス
上の契約履行等の証明がない限り一律入境を禁止する。3月24日か
ら当面の間航空機のトランジットを禁止する。
表現が微妙に変わっている国もございますが、総じて殆ど変化のない状況とはなっており、国外から当該国への入国は極めて難しい状況とはなっております。