最近、閑話休題の連投にはなりますが、お付き合い下さい。今までの人生で、スギ花粉での花粉症になったことはございませんでしたが、今年はどうもスギ花粉の状況が非常に酷い状況であるため、生まれて初めてスギ花粉での花粉症になりました。
そこで今回は東南アジアの災害や病気について書いてみたいと思います。
1. 病気
東南アジアに行きますと、当然ながらスギの木がありませんため、花粉症は殆どないという印象です。しかしながら、ぶた草等、スギ以外の花粉症をお持ちの方は、もしかしたら生活環境によってなる可能性はございます。
またそれ以外の病気でたまにニュースになるのはデング熱です。蚊を媒介して高熱を発する非常に恐ろしい病気です。蚊の駆除を徹底しているシンガポールでは、蚊が発生するだけで、発生したエリアの建物を管理している管理者に対して罰金がかせられますが、中心地で発生しようものならニュースで取り上げられるほどです。症状が悪化すると最悪死に至る病でして、シンガポール以外の東南アジアでは一度発生すると連続して発生する病気です。そしてデング熱には4つの型がございまして、1つの型に感染し治った後に、同じ型に感染しても軽症で済みますが別の型に感染すると重症化するようです。<出典:東京都感染症情報センター>
それ以外のところでいいますと、厚生労働省検疫所の推奨では東南アジアの渡航に祭して、"A型肝炎"、"B型肝炎"、"日本脳炎"、"狂犬病"の予防接種を打っていった方が良いと推奨されております。ちなみに、青年海外協力隊に行った際には、それらの全ての予防接種を打っていった記憶が朧げながらございます。
そして通常の風邪等の病気ではありますが、個人的な印象としては日本でかかるよりは、酷くなる傾向が強い感覚がございます。その分、薬も日本より特に市販薬は強いために、治る早さは変わらないといった印象です。また一方で、東南アジアのオフィスは、日本人にとっては上着を着ないと寒くて過ごすことができない環境であるため、風邪に一度なると、冷房がきつくて余計に体はしんどくなります。。。
2. 災害
東南アジアで代表的な災害は洪水になります。川が氾濫したり、用水が氾濫したりして道路が通れなくなったり、電車が通れなくなったりします。個人的に周りで経験したところでいいますと、昔マレーシアに住んでいた時に酷い洪水がありまして、同僚が車を運転していたら、一気に車の天井まで水が来たとか、普段であれば車で30分の道が、色んなところで氾濫をしたために、10時間かかったと色々な話がございます。一方で、火山帯からは外れた国が多いため地震が極めて少ないのと、大海に接していないため台風のリスクが低いとこがいいところになります。しかしながら、スマトラ島で地震が起きた時には、シンガポールでも地震を感じることがございます。そして更に怖い感情を持たせるのは、ビルの柱や壁の構造強度が非常に脆弱であることが怖さを倍増させます。しかし、地上階に居ますと、地震に慣れている日本人は気づく揺れであっても、気づかない人たちがいたり、逆に高層階ですと、日本のように必要な地震対策がされていないため、非常に揺れてパニックに近くなったりと、居る場所によって反応が様々となります。
最後にまとめさせて頂きますと、杉花粉・地震がないのは東南アジアの非常に良いところだと言えます。