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ビジネスのヒント37_人の流れ

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 本日は東南アジアの人たちの週末の時間の使い方について書いてみたいと思います。

 

 結論から言いますと、東南アジアの人々は週末に街に出てくる時間は非常に遅いです。日本人の場合ですと、午前10時の開店と同時にお店に飛び込んでくる人たちは、それなりにおりますが、東南アジアですとそのような人たちはめったにみることはございません。そのためか、当地の商業施設の開店時間はどこも軒並み午前11時となっており、午前10時に開店するような商業施設は見たことありません。

 

 では大体何時ぐらいから動き始めるでしょうか?凡そお昼ご飯を食べた後に、動き始めだして午後1時ぐらいに家をでて、漸く午後2時ぐらいになって色んなところから人が集まり始めるイメージです。そして土曜日であれば外で外食をすることも、その流れでございますが、これが日曜日となりますと、逆に自宅で家族揃って食事をすることが習慣化されておりますので、夕方以降は商業施設内も土曜日比較で言いますと人が少なくなる傾向が強いです。売上ベースで言いますと、10から20%は違う場合も出てまいります。

 そのため、何かイベントを仕掛ける際には、その土地のルーチンの人の流れについてよく理解をした上で、日時を設定しないと人の集まりが悪くなるという傾向がございます。一方で、日本と違ってイベントを実施する際に、イベント自体の告知が直前であっっとしても、デジタル上に流しておけばコンテンツによっては集客できるので、その点は、来られる人たちの動きは非常にフットワーク軽い感じではあります。