今回は2019年6月に"Funan"として新しく生まれ変わったショッピングセンターについて書いてみます。以前は、Funan Shopping CentreもしくはFunan Digital Mallと呼ばれて、主に電気街としての特性が強かったモールでして、日本でいうと秋葉原的な使われ方をされていた場所です。蛇足ですが、もう1箇所シンガポールでは、"Sim Lim Square"とデジタル機器のお店が集積されたモールがございます。
シンガポールのマーケットにラーメン業態が入って来て長らく経ちますが、最近では、日本の著名なラーメン店がシンガポール市場に入って来るようになりました。約10年前には一風堂さんがマーケットに入って来て、大きな成功をおさめられました。そして2年前には、ミシュランを獲得した"Japanese Soba Noodles 蔦"さんが出店され大行列ができました。そして、今回FUNANが新しくオープンしたタイミングで、日本では外国人からも幅広く支持されている"柚子塩ラーメン"で有名な"AFURI"さんが出店されました。開業当初の写真ではありますが、中途半端な時間でも結構並んでいます。
おもしろいお店を見つけましたので一つご紹介します。ここ数年、東南アジアでは自転車が流行っております。自転車といっても、その辺を走るためのママチャリではなく、ロードレーサーやマウンテンバイク的なものです。郊外にいけば日本のように信号が多いわけではないので、土日になるとグループを組んで皆んなで長距離を走るという趣味に没頭される方々が増えております。またもう一方で、シンガポールでは数年前からシェア自転車の会社がいくつも進出して、しのぎを削っている関係で10年前には、街中では殆ど自転車に乗っている人はみなかったのですが、昔に比べると自転車人口は増えている感じです。
そんな流行にのっかってか、上の写真の店舗ですが折りたたみ自転車のみを扱っている自転車屋さんを見つけました。郊外の海沿いにある"EAST COAST PARK"に行きますと、パーク内を走れるレンタル自転車屋さんが配置されておりますが、車や公共交通機関で公園等に遊びに行く人がターゲットになるのでしょうか???
■その他
以前は電気街でしたので、日系の"ベスト電器"さんがモール内に出店されておりました。また変わったところでは、ボルダリングの施設がモールの壁を使って営業をされており、これはモールとしては新しい取り組みであるなぁという印象でした。
もし機会がございましたら、"FUNAN"に是非行ってみて下さい。