少し前になりますが、2024年3月に"Asia's 50 Best Restaurants"の発表がございました。トップ10は下記の通りです。日本からは、10位以内に4つのレストランが選ばれて、日本の食文化のレベルの高さが評価を受ける結果となっております。
- Sézanne / 東京
- フロリレージュ / 東京
- Gaggan Anand / Bangkok
- The Chairman / Hong Kong
- Wing / Hong Kong
- Nusara / Bangkok
- Sühring / Bangkok
- 傳 / 東京
- ラシーム / 大阪
- Odette / Singapore
また少し変わった切り口で、Asia Best 50 Restaurantから少し広げてみて、100位以内に入った各国のレストランをまとめてみた表が下記の通りです。
香港をどう評価するかによって結果は変わりますが、中国と香港を合わせて100位以内に22レストランとなっており、その次に日本の18レストランとなっております。ただ日本に関しては、10位以内のレストラン数が多いことや、東京以外のレストランも受賞していることなど、他の国とは傾向が異なる面があります。
そして、3つ目にトップ100への入賞数が多い国として、シンガポールが17レストラン、その次がタイの15レストランとなっており、都市別にみると、アジアの中では飛び抜けて受賞数が多い都市となっており、それぞれの都市が美食の街として非常にレベルが高く、美食家にとっては一度、訪れてみる価値がある都市といっても過言ではありません。
■The World Best 50 Restaurant
"World's 50 Best Restaurants"は、2002年以来、世界の食の豊かさと多様性を反映し、称えてきました。1,080人の料理専門家からなるパネルと、体系化され監査された投票方法によって、毎年発表される世界最高のレストランリストは、世界的な美食トレンドのバロメーターにもなっている。
2002年、英国のレストラン専門誌『レストラン』は、150人の専門家のアドバイスに基づき、世界最高のレストランのリストを作成した。その翌年、同じチームが「世界のベストレストラン50」の発表を記念して祝賀会を開催することを決定したことから、授賞式と祝賀会の精神が生まれた。