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現地レポート23: JEWEL @シンガポール

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 前回シンガポールの新しい商業施設である"FUNAN"について取り上げましたので、少し遅くなりましたが、2019年4月にチャンギ空港ターミナル1の目の前にオープンした"JEWEL"について取り上げたいと思います。

www.jewelchangiairport.com

 

 現在チャンギ空港のターミナルは1から4までありまして、1が一番古くに建設されたものであり、今回は、これまでターミナル1の前にあった駐車場エリアを全て潰してしまった上で、新たに商業施設を建てたものになります。約4年間・約1,400億円をかけて、チャンギ空港の新しい目玉として建設されました。ちなみにですが、ターミナル1から3については比較的近接したエリアにありますが(空港エリアを走るトラムで移動可)、LCC用のターミナル4については、少し離れた場所にございます。

 また個人的には、このJEWELがリーシングをしている最中にも、先方の営業を受けたことが2度ほどございまして、1回は先方のモデルルームにも伺って話を聞く機会がございました。そこでは、シンガポールの概況→チャンギ空港の概況→商圏の広さ・想定売上→完成予想図や模型などが、それぞれの部屋に区切られて紹介され、あたかもどこかのテーマパークのアトラクションのようなしつらえとなっており、こういうプレゼンをさせたら、日本とは全然違うなぁとの印象を持ちました。

 

■アイコン

 今回のこのプロジェクトに目玉となるのは、商業施設の中心部にあり高さ40メートルもある滝になります。夜はライティングがされ光と音のショーがあるそうです。シンガポールで光と音のショーと言えば、以前であれば、サンテックにある噴水が非常に有名で観光スポットの一つでありましたが、その後、2010年に開業したマリーナベイサンズの光(と音)のショーに取って代わられ、今回新たにチャンギ空港にも同様の施設ができることとなりました。

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■ショップ

a) シンガポールオリジナル

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左側が、O'TAHというお店です。オタとは元々ババニョニャ料理(説明をし始めますと、これだけで1回が終わってしまいますので割愛します。。。)の一つの食べ物である魚のすり身とチリやその他の具材を混ぜて、バナナリーフに包んで焼き上げた料理にフォーカスを当てたブランドになります。
また、右側の写真は、"SWATOW KITCHEN 汕头小吃"と呼ばれる潮州料理のお店です。潮州というのは、広東省の一地方の名称です。シンガポールやマレーシアその他東南アジアには、広く広東省福建省から数世代前に来て方々住んでおります。そしてそれぞれの地方から来た方々は、現地の方言で家庭内では話したり、その地方の料理の食事が家庭料理であったりします。そのうちの一つの地方の料理をメインにしたレストランとなっております。

 

b) インターナショナル
①SHAKE SHACK
意外なことに、ここがシェイクシャックのシンガポール1号店になります。並ぶのが大好きなシンガポーリアンであるため、空港を利用しないお客様も外部から来られて、大行列になっているそうです。そのうち2号店、3号店ができてくれば落ち着いてくるのかもしれませんが、それまでは食べるのが結構大変かもしれませんね。


A&W
こちらも意外なことに、シンガポールでは1号店となるそうです???昔あったのでしょうか?お隣の国のマレーシアですと、私がマレーシアに住んでいた20年前にも広く店舗展開がされており一般に広く受け入れておられました。個人的にはルートビアが大好きなのですが、フードのクオリティのところに改善がないと難しいのでしょうか!?

③KAM'S ROAST
香港・マカオミシュランで一つ星を獲得しているローストダックをメインとしたお店です。シンガポールではオーチャードに店舗がございます。点心でミシュランを取得しているティムホーワンと同様に、リーズナブルな価格で楽しめるお店となっておりますので、是非行ってみて頂ければと存じます。

 

またこれ以外にも、たくさんのシンガポール初進出のお店や、シンガポールオリジナルブランドで有名店も多く出店しておりまして、ここに一日中いれば、シンガポールの各種料理が味わえるために、是非とも一度探索してみて下さい。