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【参考資料】訪日旅行者数データ②

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 前回に続いて訪日旅行者数のデータについて書いてみます。まずは下の表をご覧下さい。下記の表は前回の2017年度の訪日旅行者者順に並んでおります。

  リピート率 個人旅行 ウェブ予約 平均
滞在日数
1 中国 45.6% 56.9% 59.6% 6.1
2 韓国 68.2% 82.6% 76.0% 2.8
3 台湾 81.7% 52.8% 55.1% 3.7
4 香港 83.6% 74.5% 73.4% 4.3
5 米国 49.8% 91.0% 70.7% 7.5
6 タイ 69.1% 74.5% 63.7% 4.9
7 豪州 43.9% 86.9% 60.7% 9.6
8 マレーシア 54.2% 72.0% 60.2% 6.5
9 フィリピン 56.5% 86.8% 53.7% 13.0
10 シンガポール 67.7% 88.0% 68.6% 6.7
11 インドネシア 47.3% 78.6% 37.5% 7.2

<出典:観光庁データ>

 

◆リピート率

 日本に2回以上の訪問をしている方々の率について纏めてみました。一番多いのは距離的に近い①香港②台湾からのリピーター率は80%を超えております。続いて東南アジアのタイ、シンガポール、韓国のリピーター率が67%を超えておりまして、かなりの高い比率となっております。それ以外の国々でも、ビジネスも含めてにはなりますが、50%前後のリピート率になっておりまして、1回でも日本に来た人が再訪する確率は非常に高い数字となっております。故に訪日旅行者に対してより良い経験をして頂くことで再訪に繋げられる可能性が高まるものと考えます。

 

◆個人旅行比率

 次に個人旅行比率について纏めてみました。ここでいう個人旅行というのは全てを自分でアレンジして訪日をされた方々の率となっております。中国・台湾を除いた国々では非常に高い率でご自身でアレンジをしていることが多くなっておりまして、中でも、①アメリカ91%②シンガポール88%③オーストラリア86%④フィリピン86%と非常に高くなっております。ここからは仮説ではありますが、日本語以外の言語で提供される日本観光情報として英語によるコンテンツが一番多いために、上記のような状況が起こり易いものと推察されます。

 

◆ウェブ予約比率

 続いてウェブ予約比率になりますが、これは旅行の手配の手段でウェブによって予約等々をして方々の比率となります。ここで比率が高いのが、① 韓国76%②香港73%③70%となっております。上記の個人旅行比率とは緩やかな相関がみられまして、英語の利用率および英語でのコンテンツ提供がこちらの比率に影響を及ぼしているものと推察されます。また国内インフラの整備度合いおよび海外旅行への習熟度の高さも一定の影響があるものと考えております。

 

◆平均滞在日数

 一番多いのがフィリピンの13日となっております。以前フィリピンに訪問した際に伺ったのはクリスマス休暇として毎年1ヶ月間、日本に滞在しているとの話を伺いまして、このような方々が平均滞在日数を上げている可能性もあるかと存じます。続いてオーストラリアの9.6日。アメリカの7.5日と逆に距離的に遠いため、滞在日数が長く設定しているものと考えられます。また長いといえば、欧米の方々は、東南アジアの方々が半年前から旅行の計画を立てられるのに対して、1年から1年半前ぐらいから準備を始められるという話です。そして、中国を除く東アジアの国々は、距離が近いこともあり滞在日数が他に比べて短くなっております。

 

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