前回は、ゴーストマンスについて紹介させて頂きましたが、この時期もう一つ街中でよく見られる光景についてご紹介致します。日本でも、中秋の名月を見るために古来よりお月見という風習がございますが、同様に中秋節(Moon cake festival)のお祭りが、9月24日に予定されております。
<出典:シンガポールツーリズムボード>
そして、そのお祭りを前にして、シンガポールでは島内の5つ星・4つ星の有名ホテル(インタナショナルブランドも含む)や、これもインターナショナルなコーヒーチェーンや、お菓子屋・ケーキ屋、そしてバクワと呼ばれるドライミートのお店まで、こぞって月餅(Moon cake)の販売を致します。また市内各所のイベントスペースでは、各ホテル・店舗を一堂に集めて、月餅(Moon cake)を販売するイベントがよく実施されております。
価格は、様々で1個数千円するホテルのものから数百円のものまで様々です。また冒頭の写真のように、綺麗な化粧箱(一段・二段・隠し引き出しなどがある)に入れて販売するのが一般的です。また中身は、下記の写真のように、パイ生地の皮に口の中の水分が全部持っていかれるような水分含有量が低いあんこと卵の黄身ぽいものが入っているのが一般的です。ただ最近では、伝統的な月餅(Moon cake)を好まない人も増えてきているせいか、中身についてはカスタード等があったり、皮がソフトのものがあったりなど多様化してきております。
そして、利用用途ですが企業間では、いつもお世話になっている取引先に贈答として送るのが一般的です。日本で言いますと、お中元として月餅(Moon cake)をお渡しするような感じです。そのため、企業様によっては、この時期オフィスの月餅の箱が山積みになるということが散見されます。
またマーケティング的には、年中行事の一つであるために、マーケティングプランニングにおける計画の中に取り込んでおく必要がある行事になります。
弊社では、このようなマーケティング計画も含めたサポートから広告出稿そしてPRまで、東南アジアの各国でさせて頂いております。ご興味がございます方は、是非ご連絡を頂けましたら有難く存じます。
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<蛇足>
ちなみに、冒頭の写真のような月が観れるのは、東南アジア近辺ではモルジブ(4時間のフライト)などがございますが、他にもございましたら是非コメント欄にお願いします。