今年も残り1ヶ月となりました。日本では感染者数がそこまで伸びてはおりませんが、世界的にはオミクロン株が勢いを増しつつあります。
■感染者数 <出典>Worldometerページより
感染者数 死亡者数 回復者数
・インドネシア 4,257,685(+1,749) 143,867(+59) 4,106,292(+2,378)
・フィリピン 2,834,775(+2,968) 49,386(+1,025) 2,771,536(+4,720)
・マレーシア 2,658,772(+34,956) 30,614(+305) 2,566,159(+39,107)
・タイ 2,145,241(+38,428) 20,964(+259) 2,055,265(+48,409)
・日本 1,727,942(+880) 18,364(+6) 1,708,711(+953)
・シンガポール 269,211(+6,828) 759(+58) 259,556(+11,233)
・台湾 16,652(+64) 848(±0) 15,648(+51)
・香港 12,462(+34) 213(±0) 12,149(+16)
感染者数の増加率ですが、前週比でシンガポールが103%となっており、タイとマレーシアがそれぞれ102%と101%となっており、まだまだオミクロン株の影響は出てきていない模様です。
また死亡者の増加率ですが、シンガポールが相変わらず多く前週比で108%となっており、それに続く形でフィリピンが102%となっております。
■各国への渡航可否状況 <出典>外務省ホームページより
・マレーシア 例外的に入国が許可される外国人のマレーシア入国に際しては、出
国前3日以内の陰性証明書の提示、政府指定アプリのダウンロー
ド、マレーシア到着時のPCR検査結果陰性、政府指定隔離施設での
10日間隔離、隔離期間中のリストバンド着用等、国家回復計画の規
定遵守のほか、類型毎に以下の条件を満たす必要がある。なお、ワ
クチン接種完了者(2回目接種後14日以上経過している者)の隔離
期間は7日間で、事前に保健省からの許可を得ることで、政府指定
隔離施設に代えて自宅隔離が可能。
①②③マレーシア入国管理局への事前申請及び同局からの許可受領
(長期滞在パス(駐在者パス、MM2H、学生パス等)保有者の再入
国では不要。)
③長期滞在パスを保有していない外国人で、マレーシア人の配偶者
及びその家族は、上記に加え、入管通過直後に必要な滞在許可申請
等を行う。
④貿易・投資等目的の短期商用滞在者(14日以内)は、いくつかの
要件を満たした上でマレーシア投資開発庁から許可を取得すること
で隔離なしでの渡航が可能。
⑤ランカウイ島への観光目的での渡航者は、主に以下の要件を満た
すことで隔離なしでの渡航が可能。
(ア)指定されたワクチンの接種を完了(接種未完了の18歳未満の
子供を同伴可)。
(イ)マレーシア観光・芸術・文化省が認可した旅行会社又はその
サービスを利用する国外代理店を通じてツアーを予約。個人観光は
不可。
(ウ)最低8万米ドルを保障する新型コロナ・旅行保険に加入。
(エ)ランカウイ島への航空便搭乗前72時間以内に新型コロナ検査
を受検し陰性結果を取得。
(オ)政府指定アプリをダウンロード。
(カ)島内に最低3日間滞在し、ツアーで行動。また、島内滞在7日
目又は出発前72時間以内の検査結果が陰性の場合、8日目以降の島
内滞在、マレーシアからの出国及びマレーシア国内の他の地域への
移動、個人観光が可能。
⑥マレーシア・シンガポール間の空路及び陸路渡航枠組み「ワクチ
ン・トラベル・レーン」の利用者は、いくつかの要件を満たすこと
で隔離なしでの渡航が可能。
・フィリピン 2020年3月22日から当面の間、全ての在外公館における新規査証発
給を停止する。また、査証免除制度についても運用を停止する。た
だし、有効かつ既存の査証を所持する者等の入国は許可する。所持
している有効な査証が短期渡航者ビザ(9(A))の場合は、フィリピ
ン外務省発行の「入国禁止措置からの免除書類」(※)を提示する
ことを条件に入国を許可する。
・タイ ア 2021年11月1日から隔離免除でタイに入国することができる
国・地域のリストは以下URLのとおり。
https://www.th.emb-japan.go.jp/files/100253858.pdf
イ タイ入国時の条件は以下のとおり。なお、12歳未満の子供は同
伴する両親と同様の扱いとなる。
https://site.thaiembassy.jp/jp/news/announcement/
●2021年11月11から、新規申請システムの Thailand Pass (https://tp.consular.go.th) にて渡航予定日の7日前までの登録が必
要。登録後、現行の 入国許可証(COE) に代わり Thailand Pass QR Code が発行され、チェックインカウンターでの搭乗手続き時、
及びタイ到着時の入国手続き時に提示が必要。現行の COE 申請シ
ステムの登録受付は終了。
●2021年11月1日から、下記(ア)~(ウ)の3つのカテゴリー別に
規制を実施する。
※参考URL:https://www.th.emb-japan.go.jp/files/100251135.pdf
・インドネシア 2021年9月15日現在、査証、APECトラベルビジネスカード、滞在許
可(一時滞在許可/定住許可等)の所持者の入国は可能である。査証免
除及び到着査証(VOA)は引き続き停止中である。
・シンガポール ア 現在、日本からの短期渡航者は原則シンガポールに入国禁止で
あり、長期滞在パスを所持している者のみ入国可能である。
イ 長期滞在パス所持者であっても、(再)入国にはシンガポール
政府の事前承認が必要である。また、日本から入国する場合、
「2.日本からの渡航者や日本人に対して入国に際して条件や行動
制限措置を課している国・地域」の項目に記載のとおり、以下の要
件がある。
(ア)Work Pass所持者はシンガポール到着までに、ワクチンの2回
接種を終え2週間を経ていること(航空機搭乗・入国に際してワク
チン接種証明書の提示と当地での隔離後の抗体検査等が必要)
※日本のワクチン接種証明書やシンガポールでのワクチン接種記録
等が利用可能。抗体検査については
https://www.sg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00355.html
(イ)日本出国前48時間以内にPCR検査を受検し陰性の証明書を取
得(入国審査時必要)
(ウ)入国時PCR検査受検(2021年10月27日以降の到着者は不要)
(エ)入国後7日間のホテルや自宅(同居家族がいる場合は本人は
バスルーム付きの部屋での隔離が必要)での隔離
(オ)隔離終了前の指定された日にPCR検査を受検
注 上記各検査の対象は、2018年(12月31日)以前の出生者
・香港 現在、日本はグループA(高リスク国)に分類されており、日本か
ら香港に入境可能な対象者は以下のとおり。
●ワクチン完全接種者である香港居民(香港ID所持者又は長期滞在
ビザ等の有効なビザを持つ者)。
香港域外でワクチン接種をした場合に接種済みと認められるワクチ
ンは以下のリストのとおり。
https://www.coronavirus.gov.hk/pdf/list_of_recognised_covid19_vaccines.pdf
・台湾 2021年7月1日0時から、全ての入境者は、搭乗前3 営業日以内に検
査したPCR 検査陰性証明書の提出のほか、①入境時のPCR検査、②
在宅検疫10日~12日の家庭用検査キットでの検査、③在宅検疫12日
~14日のPCR検査を実施することが求められる。
オミクロン株の出現により日本は外国人の新規入国を1ヶ月禁止する措置が取られております。一方で、他国で対応を厳しくしたり、これまで通りであったり様々です。いずれにしても、もう少しは様子見の状況が続くことになりますでしょうか。