3月以降に徐々に日本への入国者数を増やしていく決定がなされました。日本では少しずつ感染者数が下がってまいりましたが、少し下げどまり感も出てきております。
■感染者数 <出典>Worldometerページより
感染者数増/人口10万人当たり 死亡者数増/10万人当たり
・インドネシア 142.5人(+33.8%) 0.4人(+91.2%)
・フィリピン 13.6人(▼46.1%) 0.7人(+86.6%)
・マレーシア 560.0人(+44.0%) 0.7人(+144.0%)
・タイ 170.5人(+23.5%) 0.3人(+29.7%)
・日本 458.4人(▼7.1%) 1.1人(+51.7%)
・シンガポール 1,917.7人(+57.9%) 0.8人(+84.6%)
・台湾 1.9人(+4.0%) 0.0人(±0)
・香港 398.0人(+294.2%) 0.9人(+1050.0%)
10万人当たりの感染者ですが、シンガポールの数字が一番大きくなっており、続いてマレーシア→日本の順番となっております。また増加率ですが、香港が非常に大きくなっております。
死亡者ですが日本が一番大きくなっており、微妙に感染者数が減少している中で死亡者については増加傾向となっております、またその他の国も感染者数の増加に伴い、死亡者数も増加傾向となっております。
■各国への渡航可否状況 <出典>外務省ホームページより
・マレーシア 2020年3月18日から外国人の入国は以下を除き原則禁止する。
①長期滞在パス保有者及び新規取得者
②マレーシア在住の親族が死亡又は危篤の者
③長期滞在パスを保有していない外国人で、マレーシア人の配偶者
及びその家族
④貿易・投資等目的の短期商用滞在者(14日以内、隔離免除)
⑤ランカウイ観光バブル利用者(隔離免除)
⑥マレーシア・シンガポール間のワクチン・トラベル・レーン利用
者(隔離免除)
・フィリピン 渡航開始前48時間以内に受けたPCR検査の陰性結果を提示の上、施
設隔離は行わず、入国7日目まで自主的に健康観察を行う(有症状
でなければ、外出は可能。)。
・タイ 国籍を問わず、全てのタイプのビザ申請の受付を開始する。ただ
し、オンアライバル・ビザでの入国は一部の国を除き不可である。
また、全てのタイへの渡航者は、各種の防疫措置を取ることが必要
となる。
・インドネシア 現在、入国を認めるのは、査証、APECトラベルカード、滞在許可
を所持している者であり、入国時にPCR検査陰性証明書及びワクチ
ン接種証明書の提示を求める。
インドネシア入国後の政府指定ホテルでの隔離期間を10×24時間に
延長し、入国後のPCR検査を空港到着時及びホテル隔離9日目に行
う。指定ホテルでの隔離終了後は、移動が可能となるが、到着日か
ら14日間の自主隔離が推奨される。
・シンガポール ア 現在、日本からの短期渡航者は原則シンガポールに入国禁止で
あり、長期滞在パスを所持している者のみ入国可能である。
イ 長期滞在パス所持者であっても、(再)入国にはシンガポール
政府の事前承認が必要である。また、日本から入国する場合、
「2.日本からの渡航者や日本人に対して入国に際して条件や行動
制限措置を課している国・地域」の項目に記載のとおり、以下の要
件がある。
(ア)Work Pass所持者はシンガポール到着までに、ワクチンの2回
接種を終え2週間を経ていること(航空機搭乗・入国に際してワク
チン接種証明書の提示と当地での隔離後の抗体検査等が必要)
※日本のワクチン接種証明書やシンガポールでのワクチン接種記録
等が利用可能。抗体検査については
https://www.sg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00355.html
(イ)日本出国前48時間以内にPCR検査を受検し陰性の証明書を取
得(入国審査時必要)
(ウ)入国時PCR検査受検(2021年10月27日以降の到着者は不要)
(エ)入国後7日間のホテルや自宅(同居家族がいる場合は本人は
バスルーム付きの部屋での隔離が必要)での隔離
(オ)隔離終了前の指定された日にPCR検査を受検
注 上記各検査の対象は、2018年(12月31日)以前の出生者
・香港 現在日本から香港に入境できるのは、ワクチン完全接種者である
「香港居民」のみ。日本はグループA(高リスク国)に分類されて
おり、同地域からの入境者は、香港向け航空機の搭乗に当たり、離
陸予定時刻から48時間以内に取得したPCR検査陰性証明書及び香港
の指定検疫ホテルにおける宿泊予約確認書(21泊以上)の提示が必
要である。また、指定検疫ホテルに滞在中、6回の義務的ウイルス
検査を行う。更に、入境後26日目には、地区検査センターにおいて
義務的ウイルス検査を行う。
・台湾 ア 全ての国・地域からの渡航者は、観光や一般的な訪問以外の滞
在目的であれば、台湾の在外事務所に「特別入境許可」を申請し、
許可を得れば渡航が可能となる。ただし、2021年5月19日0時か
ら、台湾の有効な居留証を所持しない非台湾籍者の入境をしばらく
の間停止し、台湾におけるトランジットを全面的に停止している
イ 台湾に入境又は台湾でトランジットを行う全ての旅客は、身分
(国籍・地域)及び訪台目的に関わらず、例外なく搭乗前2日以内
(搭乗日当日は含まず。)に検査したPCR検査陰性証明書を得なけ
れば、訪台便に搭乗できない。
日本への入国する際に、検査や経過観察用のホテルなどへの割り振りに異常に時間がかかるとの記事が出ておりましたが、入国者の上限を引き上げた後。また本格的に受け入れをする際のオペレーションはどうなっていくのか危惧されるところが多いです。