2月10日よりフィリピンへの観光・ビジネス目的の渡航が解禁になりました。
■感染者数 <出典>Worldometerページより
感染者数増/人口10万人当たり 死亡者数増/10万人当たり
・インドネシア 63.4人(+205.1%) 0.1人(+202.4%)
・フィリピン 58.3人(▼51.3%) 0.6人(+51.6%)
・マレーシア 148.9人(+46.0%) 0.2人(▼5.5%)
・タイ 92.4人(+17.1%) 0.2人(+7.2%)
・日本 492.6人(+34.5%) 0.4人(+120.9%)
・シンガポール 838.9人(+43.2%) 0.3人(+183.3%)
・台湾 1.7人(▼0.2%) 0.0人(±0)
・香港 17.4人(+59.1%) 0.0人(±0)
人口10万人あたりの感染者数ですが、先週に続いてシンガポールが一番多く、その次に日本という順になっております。軒並み他の国でも増加傾向とはなっておりますが、絶対数で行きますと日本・シンガポールほど数字が大きくなって来てはおりません。
また死亡者の増加数ですが、感染者の増加に比例して大きくなってきてはおりますが、以前に比べると感染者に対する死亡者数が大きくなっていないのがどの国も共通しております。
■各国への渡航可否状況 <出典>外務省ホームページより
・マレーシア 2020年3月18日から外国人の入国は以下を除き原則禁止する。
①長期滞在パス保有者及び新規取得者
②マレーシア在住の親族が死亡又は危篤の者
③長期滞在パスを保有していない外国人で、マレーシア人の配偶者
及びその家族
④貿易・投資等目的の短期商用滞在者(14日以内、隔離免除)
⑤ランカウイ観光バブル利用者(隔離免除)
⑥マレーシア・シンガポール間のワクチン・トラベル・レーン利用
者(隔離免除)
・フィリピン ア ワクチン接種証明書を所持している日本人渡航者
事前予約済みの検疫施設での隔離を行う。渡航前72時間以内に受け
たPCR検査の陰性結果を提示の上、入国5日目にPCR検査を受ける
とともに、検査結果が陰性の場合、施設を退去して国内目的地に移
動し、14日目まで自宅待機を行う。
イ ワクチン接種証明書を所持していない日本人渡航者
入国後、事前予約済みの検疫施設での隔離を行う。入国7日目に
PCR検査を受けるとともに、検査結果が陰性の場合、施設を退去し
て国内目的地に移動し、14日目まで自宅待機を行う。
なお、全てのフィリピン入国者は、事前にオンラインで「One
Health Pass」(https://www.onehealthpass.com.ph/e-HDC/)に登
録し、登録完了後に表示されるQRコード及び手続番号
(transaction number)をスマートフォン等端末に保管し、これら
を入国時にフィリピン検疫局(BOQ)に提示する必要がある。
・タイ 国籍を問わず、全てのタイプのビザ申請の受付を開始する。ただ
し、オンアライバル・ビザでの入国は一部の国を除き不可である。
また、全てのタイへの渡航者は、各種の防疫措置を取ることが必要
となる。
・インドネシア 現在、入国を認めるのは、査証、APECトラベルカード、滞在許可
を所持している者であり、入国時にPCR検査陰性証明書及びワクチ
ン接種証明書の提示を求める。
インドネシア入国後の政府指定ホテルでの隔離期間を10×24時間に
延長し、入国後のPCR検査を空港到着時及びホテル隔離9日目に行
う。指定ホテルでの隔離終了後は、移動が可能となるが、到着日か
ら14日間の自主隔離が推奨される。
・シンガポール ア 現在、日本からの短期渡航者は原則シンガポールに入国禁止で
あり、長期滞在パスを所持している者のみ入国可能である。
イ 長期滞在パス所持者であっても、(再)入国にはシンガポール
政府の事前承認が必要である。また、日本から入国する場合、
「2.日本からの渡航者や日本人に対して入国に際して条件や行動
制限措置を課している国・地域」の項目に記載のとおり、以下の要
件がある。
(ア)Work Pass所持者はシンガポール到着までに、ワクチンの2回
接種を終え2週間を経ていること(航空機搭乗・入国に際してワク
チン接種証明書の提示と当地での隔離後の抗体検査等が必要)
※日本のワクチン接種証明書やシンガポールでのワクチン接種記録
等が利用可能。抗体検査については
https://www.sg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00355.html
(イ)日本出国前48時間以内にPCR検査を受検し陰性の証明書を取
得(入国審査時必要)
(ウ)入国時PCR検査受検(2021年10月27日以降の到着者は不要)
(エ)入国後7日間のホテルや自宅(同居家族がいる場合は本人は
バスルーム付きの部屋での隔離が必要)での隔離
(オ)隔離終了前の指定された日にPCR検査を受検
注 上記各検査の対象は、2018年(12月31日)以前の出生者
・香港 現在日本から香港に入境できるのは、ワクチン完全接種者である
「香港居民」のみ。日本はグループA(高リスク国)に分類されて
おり、同地域からの入境者は、香港向け航空機の搭乗に当たり、離
陸予定時刻から48時間以内に取得したPCR検査陰性証明書及び香港
の指定検疫ホテルにおける宿泊予約確認書(21泊以上)の提示が必
要である。また、指定検疫ホテルに滞在中、6回の義務的ウイルス
検査を行う。更に、入境後26日目には、地区検査センターにおいて
義務的ウイルス検査を行う。
・台湾 2021年7月1日0時から、全ての入境者は、搭乗前3 営業日以内に検
査したPCR 検査陰性証明書の提出のほか、①入境時のPCR検査、②
在宅検疫10日~12日の家庭用検査キットでの検査、③在宅検疫12日
~14日のPCR検査を実施することが求められる。
先週のリリースで観光・ビジネス目的のフィリピンへの渡航が可能になるとの情報が出て来ました。以下抜粋です。
大統領行政命令 (E.O. 408) に基づき、フィリピン入国時にビザを免除される国(日本を含む)からのワクチン接種済みの渡航者に対しても、次の条件のもとで受け入れが可能となります。
①パスポートの残存有効期間が到着時に6カ月以上あり、出発国または第三国への帰国・出国のための航空券を所持していること
②出発48時間前のPCR検査で陰性であること
③次のいずれかのワクチン接種証明書を所持していること(*但し、18歳未満の方はワクチン接種証明書の提示が免除されます。)
-世界保健機関 (WHO) 発行の予防接種証明書
-フィリピン政府保健省の証明書 (VaxCertPH、 https://vaxcert.doh.gov.ph 参照)
-フィリピン政府保健省の証明書を相互協定により認証している外国政府の国家・州デ
ジタル証明書、別途IATFに特別認可された証明書:日本の自治体が発行する「新型コ
ロナウイルス感染症 予防接種証明書」、およびデジタル庁・厚生労働省が提供する
「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」も対象です。
④フィリピン入国時の検疫プロトコルに従うこと(詳細はこちらを参照ください:
https://iatf.doh.gov.ph/wp-content/uploads/2022/01/20220127-RESO-159-RRD.pdf (英文))
これでタイに続いて東南アジアでは2カ国目です。他の東南アジアの国々もこの動きに追随してくるのでしょうか。