〜For Bridges’s Blog〜

100年以上継続するブランディングを目指して

For Bridgesサービス内容42_アーティスト様向けYouTubeSEO対策①

f:id:Forbridges:20200314142824p:plainf:id:Forbridges:20200314142902j:plain

 普段から海外の音楽プロデューサーやイベンターと接している中で、よく出てくる話として、FACEBOOK, Instagramのようなソーシャルメディアのフォロワーは何人いるの?またYouTubeの登録者数は何人いるの?そしてアップロードされたミュージックビデをは、どれだけ回っているの!?という話が出てきます。

 

 ここで毎年"We are social"が出している世界各国のソーシャルメディアの利用状況データをご覧ください。左側が各国で各ソーシャルメディアを利用して広告を打ったとした場合に、ソーシャルメディアでリーチできる人口の総数を13歳以上の人口総数で除した数値となっております(弊社カバーエリアのみ)。また右側は世界各国でYoutubeの検索を実施した際のワードカテゴリーを多いものからランクづけした結果となっております。

f:id:Forbridges:20200314145739p:plainf:id:Forbridges:20200314145754p:plain

 まず左側の図ですが、世界的に見ますとソーシャルメディアとして利用率が一番高いのは"FACEBOOK"となっております。そして順番に"Instagram"、"Twitter"となっております。また国別で見てまいりますと、東南アジア/東アジアの国々では、その利用率は非常に高くなっておりまして、軒並み80%を超えている状態となっております。それに対して、Instagramにおいては、マレーシア・香港・シンガポールを除いては、FACEBOOKでの利用率との比較では低い数値となっております。
 そして、日本はと言うとご認識を頂いている通り、Twitterが一番強い状況となっております。それに対して東南アジア/東アジア各国では、他のツールとの比較においては殆ど利用されていないと言っても過言ではない状況となっております。イメージ的に、よく利用されているような印象を持っているアメリカにおいても、せいぜい17%程度で高い数字とはなっておりません。また日本の34%という数字につきましても、東南アジア/東アジアの80%を超えるFACEBOOK利用率を考えると、1/3程度で極めて低い数字となっております。

 

 また右側の図のYouTubeでの検索ワードカテゴリー順位についてですが、音楽に関係あるワードを水色で塗っておりますが、その殆どが音楽関係のワードとなっておりまして、音楽に関連する職業についている方々には欠かせないツールになっていることが、この表からも見て取れるかと思います。

 

 そして冒頭の文章に戻りますが、例えば海外のアーティストライブコンサートの告知が出ていたとします。その場合に、まずは何を確認するでしょうか?アーティスト名で検索をかけて、①ホームページを見たり、②YouTubeで楽曲を聞いたりすることになるでしょうか?また検索をかけた時に、あまり情報が見つからなかったらどうするでしょうか?③そのアーティストのソーシャルメディアを確認して、フォロワー数を確認したり、YouTubeのチャネルの登録者数を見たりするでしょうか?
 それと同様に、海外の音楽プロデューサーやイベンターとっては、日本のアーティストを最初に評価する上で、当然彼らが名前を知っている訳ではないので、日本で有名かどうかは一切わかりません。そのため、FACEBOOK/Instagramのフォロワー数を確認したり、YouTubeのチャネル登録者数がどの程度あるかを確認することが常となっております。逆に言いますと、それらのソーシャルメディアYouTubeでの登録者数が多いということがわかれば、海外の音楽関係者から見た時に、日本での人気が一定程度あることが理解できたり、もし彼らが海外で主催する音楽イベントがあった場合に、そのイベントでの集客がしやすいのではないか!?と思われるため、ご招待を受けやすくなるなどのメリットがございます。

 故に普段からソーシャルメディアYouTubeの登録者数を増やす活動を実施するということはアーティストの方々にとっては非常に有効な手段となってまいります。更に言いますと、日本以外の各国での収益を取っていくためのモデルとして、"Sptify"や"Amazon Music"などの音楽ストリーミングサイトからの収益を前提として活動が当たり前のこととなっております。その観点でも、YouTubeでの登録者数が多い状態をつくることが一つの重要な指標となってまいります。

 次回からではチャンネル登録者数を増やすための工夫について説明していきたいと思います。