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現地レポート31: 東南アジアツアー_ベトナム

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 東南アジアツアーの最後の国のベトナムです。これまでベトナムには、飛行機に乗り継ぎで立ち寄ったことがある程度で、今回初めて訪問させて頂くことになりました。どの国もそうですが、初めて行く国というのは非常にワクワクさせられるものです。まずは空港に降り立って、Grabで車を手配してまずは街中へ。

 市内は渋滞がひどいと聞いていたので、渋滞があまりない午後の時間を選んで移動をしてみました。市内に行く道は、近しいところで言いますとタイの郊外の街並みに近く、低層のショップが道路沿いに立ち並んでいる感じにプラスして、共産主義国家にありがちな、街並みにスローガン的な看板が所々に立ち並んでいる感じでした。なので、ビジネス的にはどんどん伸びてきている前提ではありますが、どこまで許容するのかな!?という印象を持ちました。一方で、街中に入ってくると、アジア圏のチェーンオペレーションのプレイヤーがいくつも見られました。中国、韓国、オーストラリア、日本など、他の東南アジアも展開している事業者が、ベトナムの経済的に発展に乗っかろうとして進出しているのが垣間見られました。また看板で多い言語として、ベトナム語以外には、韓国語の看板も多く、韓国系企業が多く進出していることも見て取れました。

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ホテルについたら直ちに、町歩きに出かけて見ました。現地のマーケットを知るためには、まずは歩くというのが基本です。街の中心部であったので、すぐに写真右上のような金融センターに辿り着きました。中は普通の商業施設のようになっており、特に普通の東南アジアと代わり映えがしない形となっておりました。町歩きで気づいたこととしては、とにかくフォーのお店が多いなと。ベトナムの方にとってのソウルフードであるというのは容易に認識はできましたが、それ以外は逆にどうなのかな!?と思いました。この傾向は商業施設の中の飲食店街にも言えることで、フォーを中心とした業態が多いような印象を受けました。一方で、商業施設においては、近場の国であるタイ料理の店舗が非常に多い印象で、多種多様の文化を受け入れる遡上がありつつも、個人的にはベトナムブランドが、もっと頑張れ!と思った次第です。

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 上記の左の写真は、おそらくですが以前は住宅であった建物を、飲食やその他リテールショップにリノベーションをして運営を開始したと思われるビルです。ベランダが、そのまま店舗のバルコニーエリアとして使われていて、街の大通りに面したところにあるので、非常に眺めがいいと推察されました。また各種料理の選択肢も豊富で結構賑わっておりました。また右の写真は、某台湾の小籠包で有名なブランドのパクリ業態で、名前もそのままパクっている業態を見つけましたので、その写真です。

 

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 最後に左側の写真ですが、日本人がナポリピザでベトナムに進出して、大成功を収めている"フォーピース"のピザです。私が伺った時にも、並ばないと入れないぐらいの行列ができており、非常に賑わっておりました。客層的には、ベトナム人が大半で、後は現地に住んでいる欧米系の方々が家族でいらしておりました。味的には、食材的に入れられるものに限度があるせいか、う〜ん。。。という印象でした。

 

 今後もベトナムに伺う機会があるとは思いますので、今後もベトナムの動向を注視して行きたいと思います。