〜For Bridges’s Blog〜

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ビジネスのヒント39_ブランディング②

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 2回目位の今回は製品・サービスとブランドの関係について整理したいと思います。

下記の絵をご覧ください。下記はコトラーの3層モデルという概念図です。まず中心に"製品の核"があって、続いて"製品の実態"、そして"製品の付随機能"があり、製品の構成像を表しております。

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 下記に、それぞれの内容について

①製品の核
・製品の基本的な価値をなすもので、顧客が実質的に購入している基本的、中核的なベネフィットです。例えば、スマートフォンを購入した場合、通話ができるメッセージができる等の基本的なニーズを満たすようなことを言います。

 

②製品の実態
・中核にある価値を提供するための製品そのものです。具体的には、実際に顧客が入手する製品を特徴づけている要素である a)機能, b)品質, c)スタイル, d)ブランド, e)パッケージなどがそれに位置付けられます。同様にスマホの場合ですが、
  a) 機能-写真をとったり、動画を見たりの機能。
  b) 品質
  c) スタイル-赤い...長細い形...
  d) ブランド- アップル...ソニー...
  e) パッケージ- かっこいいパッケージ

 

③製品の付随機能
・製品の中核を提供するのに直接的な影響はないが、その存在によって顧客にとっての価値が高まる要素です。a)配達, b)据え付け, c)アフターサービス, d)品質保証などです。
  a) アフターサービス- 利用の仕方がわからない時に答えてくれる窓口
  b) 品質保障- 水没させた時や故障をさせてしまった際の保障

 

 このモデルで行きますと、ブランドという概念自体は非常に狭義の意味合いで、ブランドロゴ的な意味合いが強くなります。逆にブランディングという観点では、ブランドコンセプトに基づいて、上記①から③まで一貫したストーリーにのっかる形で、提供されるべきものとなってまいります。従いまして、一つの製品・サービスをお客様に届けるまでの、それぞれの枠組みにおいて同じ考え方に基づいた手法で届けられる必要がございます。