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【閑話休題】ROTI/ロティについて

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 たまには食べ物のことを書いてみたいので書いてみました。みなさんはROTIはご存知でしょうか?そのままマレー語ではロティとローマ字読みをすれば良いのですが、マレー語ではパンの意味となっております。

 

wikipediaからの抜粋>
 インドやパキスタン、アフリカ諸国等で一般的に食べられている全粒粉を使った無発酵パンの一種で、タイ、マレーシア、シンガポールインド亜大陸周辺諸国ではクレープに近く、菓子、軽食として食べられる。バナナや練乳と一緒に食べたり、カレーにつけて食べたりすることもあり、屋台でもよく見られる。特にマレーシアのものはロティ・チャナイと呼ばれる。

 

調べてみますとチャナイとは、回すとか飛ばすとかという意味があるようです。確かに生地を練って成形する時にはそんな動きはしていますね。20年前にマレーシアに住んでた時は、朝食ローテーションのうちの1つに入っておりまして、その他の選択肢としては、チキンライスボール、ホーファン、マラッカラクサがあり、その4種類の中から常にどれか1つを選んでおりました。ただチキンライスボールの登板回数が以上に多く、途中からは席についたら注文しなくても、希望の商品が出てくるじょうたいになっておりました。。。ちなみに僕が通っていたその店は、数年後に行った時には拡大して市内に数店舗を出すお店になっていました。。。

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 ちなみに、右上の写真はチェンドルというかき氷的な食べ物でして、マラッカ州はグラマラッカという黒砂糖の生産地として有名で、その黒砂糖が中に入っております。
 下記がグラマラッカになりますが、これが入ってないチェンドルは邪道というか。。。シンガポールですと、味の再現性が高いのはオーチャード通りにあるTANGSというショッピングモールの地下にあるフードコートにあるチェンドルのお店は、かなりマラッカのそれに近い味を出しております。

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 ロティの話に戻りますが、マレーシアではロティチャナイと呼ばれて、カレーソースにつけて食べるのが一般的です。しかし一口のロティと言っても、卵が入っていたり、玉ねぎが入っていたり、色々な種類がございます。またロティの中にはデザート的なものもございまして、下の右側の写真がRoti Tissueと呼ばれるロティの種類の中の一つで砂糖とローズシロップ的なものがかかっております。そして、このロティの変わっているところは、本当にティッシュのように薄く焼き上げられいるところになります。

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 デザート的と言いますと、20年前にマレーシアに住んでいた時にタイに旅行に行った時に、それまで屋台でタイ語しか見なかったところに懐かしいマレーシアの単語のROTIを見つけて妙に安心感をもったりいたしました。冒頭の写真の右側がタイのROTIになりますが、マレーシアのそれと違って、バナナを挟んで焼いたりコンデンスミルクがかかっていて、デザート的に食べるのが主流であるようです。

 

 またロティと言いますと、必ずと一緒に来るのがTeh Tarikになります。Teh>>紅茶、Tarik>>引くという意味になりますが、写真のようにコンデンスミルクと紅茶とよく混ぜ合わせることで、お互いの容器を行ったり来たりさせながら作り上げるミルクティー!?になります。当然コンデンスミルクと砂糖?が入っておりますため、想像を絶する甘さとなっておりまが、それとちょっとスパイシーなカレールーをつけたロティの組み合わせで食べるのが一番です! 

 

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