本日は言語について書いてみたいと思います。今日はインバウンドEXPOのために東京ビッグサイトに伺いましたが、その道すがらどこからともなく、懐かしい英語の響きが聞こえてきました。耳に入って直ぐシンガポールの英語だと理解ができたのですが、普段アメリカ英語に慣れている人にとっては耳慣れない英語となりますため、堪能な英語を話される方であっても、最初は非常に四苦八苦することとなります。
1. 東南アジアでの言語
よくここのブログでも書かさせて頂いておりますが、大きく下記のような感じに分類されてくるかと存じます。
①英語- シンガポール, マレーシア, フィリピン
②中国語- シンガポール, マレーシア華人 ※他国でも華人は中国語を使うことあり
③マレー語系- マレーシア, インドネシア ※タガログ語と共通する単語もあり
④タイ・ラオ語系- タイ, ラオス ※カンボジア語と共通する単語もあり
⑥中国語方言(福建, 広東, 潮州, 客家, 海南等)- マレーシア一部, シンガポール一部
非常にざっくりではございますが、こんな印象になります。当然私たちも業務をしていく中で、全言語が話せればこれ以上楽なことはございませんが、基本的には英語を利用してお仕事を進めさせて頂いております。
2. 言語の習得
今回C3AFA香港。昨年C3AFAシンガポールに、参加しているガールズダンスグループの"DEAR KISS"ですが、現地でパフォーマンスをする前に必ず現地の語学を勉強してライブに挑んで頂くようにしております。と言いますのも、過去の私たちの経験から、どんなに拙い語学であったとしても、絶対に現地語で話した方のが良い印象を持ってもらえるからになります。
これだけ世の中が進んでこれば、昔ドラえもんで出てきたような"ほんやくこんにゃく"のようなツールが出てきて(今回のインバウンドEXPOでもいくつものブースがございました。)、自分が語学の習得をしなくても良い状態になるとは思います。しかしながら、ビジネスの交渉事や男女間の喧嘩!?などをするには、まだなかなか難しいかもしれません。そのため、仕事を行う上で語学を必ず勉強の必要が出てまいります。
またここからは個人的な意見ではございますが、日本語を話している時と英語の話している時で、英語で話している時は日本語では物事を考えることはしておりません。以前の自分自身もそうでしたが、
①これはペンです!と言いたい!
②これ→This is
③ぺん → a penと翻訳してから
④相手に伝えるという作業をしておりました。
逆に、向こうから言われたことも、
①This is →これは...です。
②a pen → ペンという形で翻訳してから頭の中で理解するという状態でした。
でもこれですと、中々ビジネス上で使える状態にはなってきません。そのためできることは2つあります。
1) 単語ベースでもいいので覚えること。
2) 仕事、プライベート問わず高速でアウトプットを出す機会を設けて実践する
と言語の習得の話になってしまいましたが、結論的には自己学習の上でアウトプットをどうできるかだけと思っております。それが仕事上であるに越したことはございません。逆にプライベートでのアウトプットが中心になりますと、ビジネス上で要求される言語との間で差異が少々ありますため、一段壁を乗り越える必要が出てくることを付け加えさせて頂きます。
語学に関しては人それぞれの部分はありますので、何とも言えない部分がありますが、一つ言えるのは日本的な学習は逆にハードルを高めているような気がします。