今回はタイ・バンコクのメディア訪問をしてまいりましたので、その内容について纏めてみました。
1: バンコクメディアの特徴について
ここタイでは国民の約95%がFacebookなどのSNSを利用しており、デジタル領域での個人および企業の活動が非常に盛んであります。そのため、街のいたる所でwi-fiが入り、いつでもどこでもネットが繋がる状態となっております。そのような環境でありますため、カフェはwi-fiが入らないとお客様が来ないという程にデジタル文化が盛んな状況であります。
また、Facebookの他にLINEでのコミュニケーションも盛んであり、多くのデジタルメディアが展開されております。例えば、子供を持つお母さん達が、LINEグループを形成しており、それぞれが思い思いに朝からあった出来事を写真付きて報告・投稿を行って、気に入った投稿内容があったら、自分たちの子供に、他人が上げた写真を共有したり、個別で家族内で日々の出来事をシェアしたりなどする習慣があります。
合わせて、デジタルメディアでは後ほどご案内をさせて頂きますPantip, Sanook, Jooxなど様々なデジタルメディアが1990年代後半から一気に成長しております。また、タイでは、フィリピン・インドネシア同様渋滞が多いため、ラジオを中心とした屋外広告・テレビ・映画館などの広告もメジャーな媒体となっております。
2: Pantip社について
1996年に設立され現在22年目を迎えているタイ最大級のオンラインサイトのPANTIP社を訪問させて頂きました。PANTIP社のサイトの特徴と致しましては、37種類トピックに別れており、それぞれに記者・一般の方がユーザー登録をするとスレッドを建てられ、口コミも可能になります。その口コミ情報を多くの方と共有する事が特徴であり、1日14,000,000回のページビューがあり、世界で5番目に大きいオンラインサイトになります。ユーザーの多くは25-35歳がメインとなり、登録時にはタイIDが必要となるため、実名登録以上に信頼性が高い情報を挙げることが要求され、そのことで、閲覧者からは大きく信頼を受けているサイトとなっております。
このサイトから多くの方々はリアルな情報を取り、例えば旅行などに行く場合はその国の行き方・遊ぶ場所・ファッション・飲食など様々な情報をここから取ります。中でも旅行先の食事のトピックは人気で、PANTIPサイトの特徴である写真を投稿できることより、より旅行先での選択がしやすくなるため、多くのユーザーに親しまれております。
日本への旅行の際もホテル選びから利用しているユーザー様が多く、行きたい場所までの交通経路もこのサイトにて調べており、よりわかりやすく展開をする事で多くのタイ観光客の方に見られております。
3: Tencent社について
Tencent社は中国にてスタートし、タイにて創立20周年を迎えるオンラインメディアを中心とした会社です。情報サイトのSanookや人気音楽アプリのJOOXなどの人気オンラインサイトを展開しており、20代から40代までの幅広い層から支持をされております。例えば、人気音楽アプリJOOXはタイ国内での音楽系アプリの中でダウンロード・ユーザー利用者数NO１です。アプリの展開だけでなく、オフラインとして音楽イベントをタイ国内20箇所で行ったり、タイ国内展開をしているファッションブランドとコラボレーションし曲のプレイリストを展開したり、チケット販売代行を行ったりなど「音楽」という括りでの事業展開をオンラインとオフラインの両方から展開をしております。
また、情報サイトのSanookはリターニングユーザーが85%と驚異の人気サイトなっております。このサイトではニュースから旅行・ファッション・コスメティックなどの生活情報などの一般の記事だけでなく、動画とも連動し展開をしております。そして、バナー広告の種類も多く、モバイルを中心に変動広告を多く展開しております。とても個性豊かなバナー広告が展開されており、単発のキャンペーンとのタイアップにて多くが利用されております。
合わせて、Tencent社では社内にスタジオが完備されており、オンラインTVの放送も行っております。オンラインを中心にオフラインとの融合展開をすることで、より立体的な展開をしておりマルチメディアでの展開が可能となります。
弊社では、ADBBITを使いました広告展開だけなく、マーケティングリサーチ・PRなどの一貫してのサービスも可能です。ぜひ、お問い合わせくださいます様、何卒、宜しくお願い申し上げます。
https://www.facebook.com/Adbitt/
↓ブログを気にいられた方はいいね！をお願いします。
