1: 言語について
マレーシアでは、主に女性誌を中心に、日本同様にラグジュアリー系から一般誌までの雑誌が販売されております。また、その多くは雑誌同様に、デジタル・イベントなどとのメディアミックスをする事で多くの読者の心を掴んでおります。
そして、マレーシアの場合、公用語はマレー語になっておりますが、雑誌の場合は約70%は英語の雑誌が販売されており、次に多いのは中国語となり、マレー語の雑誌はGlam LelakiやJelitaなどの数誌のみとなっております。
その背景といたしましては、学校教育にてマレー語の他に小さい頃より英語教育が行われており、街中でもマレー語だけでなく、英語も同様に話す方々が多かったです。
2: 広告宣伝の展開方法について
マレーシアをはじめとした東南アジアの国々では、”360°Media”と呼ばれる掲載広告を雑誌だけでなく、雑誌・デジタルウェブマガジン・SNS・イベントなどに多岐に渡り、広告展開を行って行く事が主流になりつつあります。特に日本同様にデジタルウェブマガジンのフォローユーザー数は増加しており、スマートフォンでチェックする20代から30代読者を中心に支持が伸びております。
3: 読者の傾向について
多くの読者は雑誌より、ファッション・コスメティック・グルメ・トラベルを中心に見ております。また、グルメでは日本食は人気コンテンツの一つとなっており、マレーシア国内だけの情報ではなく、近隣国のシンガポールやタイで人気のグルメ情報を、雑誌より情報を得て、次の旅行を決めるコンテンツの一つとなっております。合わせて、マレーシア人の多くは、イスラム教徒がいるため、ハラル対応も必要となり、日本における店舗がハラル対応されているかどうかをわかる手段がまだ日本では少ないとの意見もありました。
また、トラベルに関しましては、日本も人気の旅行先になっており、その中でも東京・大阪などの都市部への旅行が広く支持されております。まだマレーシア国内にて各地方都市での観光PRが少なく、空港からどのようにしてその場所へいき、またどんなものがあるのかがわかりにくい為、支持がまだ低いと編集部で伺いました。日本の交通網はマレーシアからみると複雑なため、トラベルのコンテンツだけでなく他のコンテンツにおいても、インバウンド需要を取り込むには、各主要空港から場所までの交通情報を詳細に載せることが来店促進に効果的と考えれます。
4: BluIncについて
マレーシア最大の雑誌社で、ここでは英語・マレー語・中国語を中心に18誌のお取り扱いをしております。ラグジュアリーメンズ雑誌「THE PEAK」、中国語ラグジュアリー婦人系雑誌「ICON」、マレー系女性人気雑誌「Jelita」、英語系30代女性を中心に人気の「Her World」など多くの雑誌のお取り扱いをしております。
業務提携をしており、“ADBBIT”(現在開発中)ではこれらの多くの雑誌およびデジタルの広告のお取り扱いをしております。ターゲット世代、性別、言語などからご提案が可能となります。
また、雑誌社にお伺いした時の写真を掲載させて頂きます。
↓ブログを気にいられた方はいいね!をお願いします。