〜For Bridges’s Blog〜

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シンガポールでマーケティングしてみる!

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 当然、使える媒体(メディア)は日本と同様にいくつもあります。

   1) 地上波テレビ
   2) Singtel等の電話会社が提供するケーブルテレビ
   3) ラジオ
   4) 新聞
   5) 柱、建物の看板等の屋外広告
   6) 雑誌
   7) キュレーションサイト
   8) ブロガー等のインフルエンサー
   9) フェイスブック・インスタグラム等のSNS

 

 利用できる媒体(メディア)は、日本のそれと殆ど変わりませんね。

 

日本との違いは!

 ではそれぞれの特徴について、日本との違いを中心に書いていきたいと思います。

 

  • 地上波テレビ
    大きな違いは言語によってチャンネルが分かれていることにあります。シンガポールでは、英語・マレー語・中国語・タミル語の4言語が公用語となっているため、それぞれの話者が楽しめるように、それぞれの言語の専門チャンネルがあります。
    ※各言語の比率は→

    シンガポールに飲食業で進出してみる! - 〜For Bridges’s Blog〜



  • ケーブルテレビ
    日本同様多数のチャンネルが存在しております。大きな違いは、いろんな国のテレビ番組から契約によって選択することができます。その中には、NHKが提供している英語プログラム(NHK Premium)もございます。
  • ラジオ
    FM局が中心に運営されており、テレビ同様に各国言語ごとにチャンネルが存在しております。またテレビと違って、同じ言語で複数のチャンネル持っており、日本よりDJが話す時間が短く、音楽中心に流されているのが特徴的です。また広告PRをする時に、日本より簡単にタイアップをしてもらえます。

  • 新聞
    テレビ・ラジオ同様に、言語によって新聞が分かれております。一番広く読まれているのは英字紙になります。また、人口が日本に比べて多くはないため、日本よりもまだ新聞の影響力は強いという印象です。しかしながら、日本同様紙媒体の影響力が低くなっているため、フリーペーパーの中には、紙での提供する媒体社も出てきました。またフリーペーパーが主要駅の出口で、毎朝配られているのは、シンガポールの特徴です。
  • 屋外広告
    日本と大きな違いはございませんが、主要なオフィス街が限られているため、通勤客をターゲットとする場合に効果的なのは、MRTと呼ばれる電車の主要駅の柱をまとめて購入することが、オススメです。
    また特徴的な広告掲出の手法について、主要な地下鉄の柱の他に床・階段・エスカレーター付近を一つのキャンペーンや会社でまとめて購入しての、PR活動を繁忙期(11月から2月)は多く展開して行きます。
  • 雑誌
    フリーペーパーから有料雑誌、海外タイトルからシンガポール国内タイトルまで、非常に多岐に渡るラインアップが揃っております。種類が多いため部数自体はそこまで多くないですが、逆に、ターゲットを明確に絞り込んでいる場合は、ダイレクトにターゲットへリーチし易い媒体と考えられます。また、日本同様に販売場所は書店・コンビニ・スーパーマーケットなどにて販売しております。

  • キュレーションサイト
    これまではフリーペーパーとして活動をしてきた会社が、紙媒体の効果性が減少していく流れに合わせて、キュレーションサイトにリソースを投下する傾向が強くなっております。以前は、紙媒体として、各主要駅で配布をしてきたため、その知名度は高く非常にページビューが多くなっております。
    ※弊社提携先→

    weekender.com.sg



  • ブロガー
    大きく違うのが、ブロガーと呼ばれるインフルエンサーを個人事業者として志す人が多いのが特徴です。また人口が日本の大都市と同等であることにより、インフルエンサーを活用したマーケティングが非常に有効となっております。この傾向は東南アジア全般に言える傾向となっております。例えば、弊社提携先に所属する飲食に関わるブログを書いているDaniel (http://danielfooddiary.com)は、月平均ページビューが850,000件あり、自社商品・サービスに合ったブロガーを使って、告知・拡散を行うことが有効な打ち手となります。

  • SNS
    大きく違うのは、インスタグラムは人口の44%。フェイスブックに至っては人口の70%が活用をしていることです。そのため、自社商品・サービスに関わるフェイスブックサイト及びインスタグラムサイトは必ず必要になっており、そのページを丁寧に作り上げていくことが、マーケティング・PRの第一歩として必要な活動となります。そして、ターゲットに対して効果的な広告を打ち込んで行くことが必要となります。

 

まとめ

 日本と大きく違うのは、ブロガー及びSNSの活用を効果的にして行くことが必ず必要ということになります。熱しやすく冷め易いシンガポール人の国民性を考えますと、継続的に何らかの媒体・メディアを活用して、継続的に情報発信をして行くことが、必ず必要になってまいります。

 

 For Bridges(フォー・ブリッジズ)では、弊社提携先と協業して、クライアント企業様のシンガポール進出時の諸問題を解決してまいります。特に広告PR分野でお困りの場合は、問い合わせ先よりご連絡を頂ければと存じます。

 

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