前回からの続き。前回は、お客様の情報検索の行動パターンが変わってきたことをお伝えさせて頂きました。
2. SNS上でいいね!フォロワー!を獲得することが、お店の収益向上
に繋がる!
ただでさえ忙しい業務の中で、加えてSNSを更新することは時間的に非常に難しいことだとは思います。しかしながら、SNS上でいいね!フォロワー!を獲得することが売上向上に繋がるという話であればいかがでしょうか?
前回、若い世代がSNSで訪問するお店を決めているという話をさせて頂きましたが、その通りであれば、SNSにおいて自社の店舗が、広くコメントをされていたり、インスタグラム上に写真をアップいれば、必然的に来店に繋がる可能性は高くなります。
ここにSNSで他人にシェアするための心理について調査をしたデータがございます。
- 役に立つから(94%)
情報に価値があり、面白いからというのがコンテンツをシェアする一番の理由。受け手にとって情報が有益かどうかを考えてから情報をシェアすると回答。 - 自分の主張や好きなブランドを示すため(84%)
自分の主義主張を示すために情報をシェアすると回答。 - 関係性を維持あるいは深めるため(78%)
知人との関係性を維持するために情報をシェアすると回答。 - 自分の存在を示すため(69%)
情報をシェアすることにより、自分が世界に属していることを実感できると回答。シェアした情報にコメントをもらったり、さらにシェアしてもらったりすると自分が貴重な存在であると認められたような気がすると答えている。 - 他人から見た自分を定義するため(68%)
自分が他人に思われたい自分を形成できるかどうかを考えてシェアしていると回答。他人から見られたい自分に有利な情報のみシェアするということになる。
(出典:NewYork Times調査より )
これらの回答の中で、飲食店様にとっては第1位と2位の理由となっている"1. 役に立つから"と、"2. 自分の主張や好きなブランドを示すため"という回答が一番重要になってくると考えます。と言いますのも、1および2については、少しだけでも店舗にお客様に来て頂くことさえできれば、自社の努力で如何様にもなることができる話かと考えます。
それに加えて、SNSでのフォローおよび拡散をして頂くことで、新しいお客様を呼び込むための土台がどんどん強化されて行く話になります。
3. ブランド価値の向上が可能になる!
SNSを使うことによる副次的な効果として、SNS上では、双方向でコミュニケーションができることで、お客様との関係性を強固なものにすることができますし、かつそのコミュニケーション自体を他のお客様に見て頂くことで、お店としてのブランド価値向上に繋げることも可能です。そして、自社のブランドを店舗や店舗スタッフだけではなく、お客様と一緒にブランドを作り上げて行くことで、結果、優良顧客を囲い込み、ブランド価値の向上につなげることができます。
◆お店を開業した後の店舗の広告PRに関する行動
1) 広告およびPRで世間への認知を高める
2) SNSでの情報発信と同時にお客様発信の醸成
3) 店舗内でのファンにさせる活動の展開
4) フォロワーになって頂くようにご案内
5) お客様からのコメント・写真の増大とそれに伴うユーザー様コンテンツのお店側
による活用
6) 既存フォロワーに対する特別待遇の提供
◆それに対する顧客のブランドに対する認識の成長
1) 広告PRを通じてお店を知る
2) 何らかのベネフィットを通じてフォロワーになる
3) 商品、スタッフを好きになる
4) お店に対するファンになり頻繁に投稿を実施する
5) 口コミを伝える伝道師になる
お店側の活動およびお客様のブランド認識が上がっていく道筋が、お店側のブランドストーリーという軸に乗っかった形で揃わせることができれば、良質なフォロワーの獲得および関係性の構築を通じて、堅牢なブランドを作り上げて行くことができ、結果、売上の向上、広告費等の削減に繋げることが可能となります。
For Bridges(フォー・ブリッジズ)では、飲食店の皆様が、SNSを始められるところから、実際の運用方法のご案内。そして良質なフォロワーを獲得するためのお手伝いをさせて頂いております。まずはお問い合わせを頂ければと存じます。
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