2020年4月20日時点の新型コロナに関する情報です。先週は弊社がお手伝いさせて日本事務局をさせて頂いておりますMusic Mattes Liveの昨年度日本代表Czecho No Republic / チェコノーリパブリックに、#MMLFROMHOME ということでライブをシテいただきましたが、引き続きお楽しみいただけますので是非ご覧下さい。
https://www.instagram.com/tv/B-8pvmcABcz/?hl=en
各国では、それぞれ緊急事態宣言発令に基づく、在宅義務/推奨の指示が各国政府から出ておりますが、各国違反者に対しては非常に厳しい罰則が出ております。例えば、シンガポールでは、マスクをしないで外出した場合、シンガポール国籍の人に対しては、SGD300(24,000円)の罰金。シンガポール外から来ている人に対しては、強制送還という措置となっております。また隣の国のマレーシアでは、外出規制に対して罰則として、禁固刑が課せられるという状況となっております。
■感染者数 <出典>Worldometerページより
感染者数 死亡者数 回復者数
・日本 10,797(+3,427) 236(+113) 1,156(+372)
・シンガポール 6,588(+4,056) 11(+3) 768(+208)
・インドネシア 6,575(+2,334) 582(+209) 686(+327)
・フィリピン 6,259(+1,611) 409(+112) 572(+375)
・マレーシア 5,389(+706) 89(+13) 3,197(+1,089)
・タイ 2,765(+214) 47(+9) 1,928(+710)
・香港 1,026(+21) 4(±0) 602(+242)
・台湾 420(+32) 6(+1) 189(+80)
今週は大きく数字に変動がありまして、増加率で行きますとシンガポール、インドネシア、日本の順番で大きく増えております。シンガポールは、建設現場の作業員が暮らす寮で、いくつものクラスターが出てかなり数字が増えているものの、死亡者数は相変わらず低い状態を維持できております。また次に増えているインドネシア・日本共に数字的な傾向は似ていて、感染者数/死亡者数とも増加率が大きくなっております。ただし、感染者数や回復者数については、各国それぞれ定義や医療レベルが異なるため、一概のこの数字だけで比較するのは難しいといった印象です。
■各国への渡航可否状況 <出典>外務省ホームページより
・マレーシア 3月18日から外国人渡航者の入国を全て禁止(出国は可能)。
・フィリピン 3月17日から4月12日まで,フィリピン人の外国人配偶者,子弟,
駐在外交官及び国際公務員は,入国から14日間の自主隔離が求め
られる。
・タイ 例外的に入国した者に対し、入国時に発熱及び呼吸器症状が確認さ
れた場合はウイルス検査を実施。入国時の検査で陽性の場合は、タ
イの医療機関で隔離・入院治療の措置をとる。陰性の場合、入国後
14日間の自己観察を要請する。3月22日から,全ての国からの入国
者に対し14日間の自宅待機を求める。
・インドネシア 外国人によるインドネシア入国及びインドネシアでのトランジット
を原則禁止。例外として一時滞在許可(KITAS)・定住許可(KITAP)を
保持する外国人、外交・公用査証保持者、医療・食料関係者等は以
下の条件にて入国を許可する。
①各国の保健当局が発行した英文の健康証明書の所持
②新型コロナウィルス非感染地域での過去14日間以上の滞在
③インドネシア共和国政府によって実施される14日間の隔離を受け
る用意があることの宣言
・シンガポール 全ての入国者(永住者, 長期滞在者を含む)に指定された施設での
14日間の隔離を義務付ける(罰則あり)。
・香港 以下の者に対して14日間の強制検疫措置をとる。
① 2月8日から中国本土からの全ての入境者及び過去14日以内に中国
本土への滞在歴がある者(香港居住者を含む)
②3月25日からマカオ・台湾からの全ての入境者及び過去14日以内
にこれら地域への滞在歴がある者(香港居住者を含む)
③ 3月19日から過去14日以内にその他の外国への滞在歴がある香港
居住者
・台湾 3月19日から外国人は居留証・外交・公務の証明あるいはビジネス
上の契約履行等の証明がない限り一律入境を禁止する。3月24日か
ら4月30日まで航空機のトランジットを禁止する。
基本的には、あまり変化がないものの、原則渡航禁止としつつも、入国後の隔離を受けたり、健康証明書の提示によって入れる国も少しずつではありますが、出て来ております。今後、日本も含めて、まだまだ予断を許さない状況ではありますが、早期によくなる方向になればと切に願います。