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ビジネスのヒント32_労働査証について

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 穏やかでないビジュアルで大変恐縮ではございますが、先週マレーシアのコスプレイベントで逮捕者が出たニュースについて取り上げてみたいと思います。

 

 <出展:Straitstimes / Singapore>

www.straitstimes.com

 

 内容は、先週マレーシアのクアラルンプールで実施されたコスプレイベントで、日本人を含む外国人の逮捕者が出ました。理由としては有効なパフォーマンスビザを取得してなかったことや、コスプレイベント自体が許可を得ていなかったとも記事中には書かれております。

 ここからは推測なのですが、そもそもイベンター側が査証を取得する意識があったどうかが疑問が残るところです。と言いますのも、このイベント自体の開催が、ホテルの内部で実施されており、そのようなガサ入れが行われない前提で企画が進められており、誘致したコスプレイヤーに対して十分な査証発行に対する手続きもおざなりになっていた可能性が高いです。

 

 一方でがさ入れをした警察サイドですが、誤解を恐れずに言いますと、元々積極的に何かを取り締まるという考え方がないマレーシア警察が動いたということは、何らか裏から情報が入って動いたものと推測されます。以前のブログにも書かせて頂きましたが、マレーシアにおいては恨みは買わない方が良いと書きましたが、もしかしたら、どこからか情報が回って刺された可能性も否めません。

blog.forbridges.co.jp

 

 またネット上では、コスプレイヤーの露出が激しかったためイスラム教の国であるマレーシアにおいては、受け入れ難かったための逮捕との情報が流れております。ご参考までに、マレーシアには警察といっても2パターンございます。1つは通常の警察。そしてもう一つが、イスラム教の教義に正しく乗っ取っているかどうかを取り締まるイスラム警察という組織がございます。今回の事案ですと、通常の警察が対応することというよりかは、イスラム警察に対応する範疇となります。

 いずれにしても現在拘束されている方々が早期に解放されればと願ってやみません。