〜For Bridges’s Blog〜

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【閑話休題】新しい文化との邂逅

 約1年前にキリンさんの氷結のTVCMで、高橋一生さんがオタ芸を疲労するCMがあって話題になったことをご存知でしょうか?今回このオタ芸が、サイリウムダンスと名前を変えて、先週末2019年1月19日(土) に"サイリウムワールドダンスバトル"ということで、世界大会の決勝戦が行われました。今回はそのレポートをさせて頂きます。

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https://www.cyalume-dance.com

 

1. サイリウムワールドダンスバトルとは。。。
 世界中の8カ国で昨年の2月から香港を皮切りに、サイリウムダンスバトルを各国で繰り広げ、その各国の代表が日本の神田明神ホールにて最終決算をするものです。日本以外には、香港、アメリカ(ロサンゼルス)、中国(上海)、台湾(台北)、インドネシア(ジャカルタ)、フィリピン(マニラ)、シンガポールでそれぞれ予選会を実施しました。

 最終決戦である神田明神ホールのイベントでは、個人戦であるサイリウムダンスバトル以外に、日本や中国を代表するサイリウムダンスのグループがパフォーマンスをしたり、武道館でライブ経験があるアイドルがパフォーマンスをしたりと、盛りだくさんの内容で、合計3時間30分以上に渡る長丁場のイベントでした。

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2. サイリウムダンスとは。。。
 元々はアイドルのライブやコンサートで、そのアイドルのファン達が行う独特な掛け声やパフォーマンスがはじまりで、それを2009年にギニュー特戦隊というパフォーマンスグループが、ペンライトをもった芸術性を持たせた形に昇華させたパフォーマンスのことを言います。またいくつも技があり、その技の完成度の高さやシンクロ性が増すことで、非常に印象的なパフォーマンスとなります。非常に激しいダンスでありますため、演者の負担はものすごいものがございます。


<出典:オタ芸タイムズ>

https://wotageitimes.com/wotageitoha/

<出典:ギニュー特戦隊

www.youtube.com

 

3. サイリウムダンスバトルとは。。。

 最初にDJが用意したアニソンのイントロが流れます。その後に、そのアニソンにサビの部分の直前に音楽が飛び、サビが始まったらバトルスタートです。そのサビの部分の音楽に合わせて、全力で自分の技量・技術をぶつけてながら音楽に合わせてパフォーマンスをします。それを参加者が、1回ずつ演じてその完成度をジャッジに判断してもらい、雌雄を決します。ジャッジが7名運営サイドに用意され、会場は1票をもち、拍手によってどちらが良かったかをジャッジすることが可能です。

 

4. 感想

 日本・東京からの新しい文化発信としてはじめて開催されたイベントでしたが、会場には数百人の観衆が集まり、ジャッジも振付師の南流石先生や、リアルアキバボーイズ のDRAGONさんなど有名な方達が集まり、今後が非常に期待されるイベントでございました。日本ではどうしてもオタ芸というと、ネガティブなイメージが拭えませんが、海外の人たちは、日本人よりネガティブなイメージを持たずにフランク接しているために、海外での可能性についてはよりあるのではという印象でした。

 また改めて商売の基本ではございますが、人をどんだけ熱狂させられるか?という視点を改めて思い起こさせてくれて、今後の自分自身の活動にも、改めて人を熱狂させるためにはどうしたら良いのか!?ということを課題として突きつけてもらえた良いイベントでした。

 

5. 今後の展開
 今年度も来月2月に実施され、弊社も参画するC3AFA香港を皮切りに世界予選が開始されます。そして前年度同様に年明け1月に世界ファイナルが同じ東京にて開催される予定となっております。

 東京・秋葉原の新しいダンススタイルとして、アメリカ発の"Hip Hop"や"B-BOY"などのダンススタイルと同様に、各国に広めていくことを狙っております。そして、来年の課題曲としては、吉田兄弟さんが書き下ろした曲が課題曲となっておりまして、これが超かっこいいので是非聞いてみてください。イベントでは生演奏だったので、すごい迫力でした。。。

www.youtube.com