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現地レポート15: 現地での店舗等のオープン

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 まず上の写真をご確認下さい。日本で言う所の獅子舞の獅子になります。シンガポールではそのままライオンダンスと言いますが、旧正月や結婚式、店舗のオープンなどでは、この獅子舞を呼んで店舗内外でパフォーマンスをすることで、福を呼び込む意味合いがあるそうです。日本で言いますと、開店時にチンドン屋さんを呼んで客寄せ的なパフォーマンスをするところと似ている部分がございます。

 台湾に居た時は、ショッピングモールがこの獅子を旧正月の初日の営業日に呼んで、各テナントさんの店舗を練り歩きながらパフォーマンスをして、慶事を祝うということをしておりました。

 

・獅子舞の由来

 広く東南アジアを含む大中華圏に、中華系の人たちがいるエリアでは今だにお祝いをする際には獅子舞を呼ぶ風習は受け継がられておりますが、元々中国が発祥の文化となっております。大きく二つの流れに分かれておりまして、1つは北方エリアで発展していったもの。もう一つは南方エリアで発展していったものがありまして、南方エリアで発展していったものは洪家拳の武術家に伝承されており、東南アジアで舞われている獅子舞は勇猛な南方系の獅子舞だということです。

 また洪家拳とは、ジャッキー・チェンが"酔拳"や"蛇拳"の映画や、ジェット・リーが"ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ / 黄飛鴻"で演じた武術がそれに当たります。なのでタイで昔旧正月に見た獅子舞は、子供を写真のような梯子に登らせて、パフォーマンスをするようなものもございました。

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 そして、南方の獅子舞には、日本人が大好きな三国志の主要登場人物である"劉備獅"、"関羽獅"、"張飛獅"などの型もあるそうです。
<出典:Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/獅子舞#中国の獅子舞

<出典:横浜中華街>

www.chinatown.or.jp

 

 海外での会社・お店のオープンには獅子舞を呼んでみるのは一つおもしろいかもしれませんね。

 

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