〜For Bridges’s Blog〜

100年以上継続するブランディングを目指して

ビジネスのヒント10_各国の人々の特徴③中国/上海〜メンツ〜

f:id:Forbridges:20181103014603p:plainf:id:Forbridges:20181107143925p:plain

 各国の人々の特徴の3回目です。東南アジアから少し飛んで次は中国/上海での経験を元にした中国人の特徴です。私にとって3番目に働いた国となります。

 

1. 背景 

 飲食上場企業の子会社である上海法人で働きましたが、まず驚かされたので英語のスキルの高さです。ファインダイニングレストランであったため、人材採用をする際の競合が、グローバルで展開している4つ星、5つ星ホテルでございました。そのため、マネージャクラス以上の人材に関しては、英語が話せて当たり前の状態でありました。また、同様に営業職・マーケティング職そして人事職においても、英語で意思疎通する上で、全く問題がない状態でありました。

 

2. 面子

 中国の方は非常に面子を重んじる傾向にあると思っております。逆に言えば、彼らの面子を重要視する部分に関して、リスペクトを払うことを怠ることなければ、仕事自体は非常にスムーズに流れていくという印象を持ちました。一番長く仕事をしていたのは、人事的な問題が絶えず起こっていたため、人事マネージャーであった女性となりますが、まずはその人となりを深く知ることが最初に重要になると思います。その上で、個人に対する期待事項を示した上で、定期的に期待した事項に対しての進捗状況についてのレビューをすることで、信頼関係の情勢に繋がります。

 当時、リストラが前提で仕事をさせて頂いていた関係上、一般職員だけではなくマネージャ職に対するリストラを実行する機会が何度となくございました。個人に対するリスペクトを怠らないこと。期待事項をはっきりさせて、アウトプットの成否を正しくレビューしていたことにより、何も問題がなく対応をさせて頂くことが可能でした。

 外部の利害関係者に関しては、基本的に計算高い方々ではありますので、金銭的に折り合いさせつけば問題なく動いてくれるという感覚を持つことが多かったです。

 

 どこの国でも同じかもしれませんが、これまで書かさせて頂いた国の中では、人について知る!ということで仕事が一番うまく流れる傾向が強い国であると感じました。故に、社内においても社外においても、日本的な飲みニケーションがこれまでは必要でございましたが、特に社外に関しては最近のSNSアプリ等による業務スピードの更なる加速により、飲みニケーションでない部分でのコミュニケーションにより仕事が進んでいくことが多いです。

 

↓ブログを気にいられた方はいいね!をお願いします。

www.facebook.com