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ビジネスのヒント8_各国の人々の特徴①マレーシア〜恨みは買うな〜

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 今回から各国の人々の特徴をまとめてみたいと思います。記念すべき第1回はマレーシアになります。極めて主観的な内容でありますので、一意見として受け止めて頂ければと存じます。

 

◆背景

 まず私が最初にマレーシアに訪れる切欠になったのは、20年前に青年海外協力隊に参加したことにあります。そこで初めての海外がマレーシアでした。その結果が、過去から現在、未来に至るまで、アジアを放浪する端緒となりました。その後、マレーシア→日本→マレーシア→シンガポール→日本→中国・上海→日本→シンガポール→日本(長期出張ベースで台湾)→シンガポール→日本とそれぞれ期間は異なりますが、色々と見させて頂きました。また、東南アジアをカバーエリアとして、人事コンサルタント的な仕事もさせて頂いておりましたので、その時は出張ベースで、タイ・フィリピン・インドネシアによく行っておりました。

 

◆恨みを買うな!

 かなり強烈なフレーズではありますが、これは青年海外協力隊の語学研修時に、マレー語の先生から言われた言葉です。まだ当時は大学卒業したばかりで、右も左もわからずに青年海外協力隊の訓練所に入りました。日本で約2ヶ月、現地で1ヶ月の語学研修終了後に派遣されたのは、国立のスポーツ系の中高等学校でした。希望を旨に赴任しましたが、現実的に直面したのは、極めて年功序列的なマレー社会の直面を致しました。生徒を大会に出してくても、元々それほどのレベルの選手じゃなかったため、経験を積ませたいと言っても、マレーシア的な対面を重んじる社会の中では通じるわけもなく。。。もう少し語学ができれば、自分自身の受け止め方も、話の仕方も異なっており、結果は違ったかもしれませんが。。。

 話はそれてしまいましたが、マレーシアのマレー系の社会では、かなり対面を重んじる部分が強いです。企業の異文化コミュニケーション研修では、海外赴任前にはマレーシアに限らずですが、人前で人を叱ることは恨みを買うので絶対にしないこと!と教えられることも多いです。間違って面子を傷つけてしまった場合などは、ここには詳細はかけないですが、かなりな問題になることがあると聞いています。

 伝聞にはなりますが、1回目にマレーシアに行った時も、2回目にマレーシアに行った時も、恨みを買った場合に危害を加えられたなどという話は、度々聞く話でございました。なのでくれぐれも気をつけて頂ければと存じます。

 

◆良いところ!

 かなりネガティブな内容を先に書いてしまいましたが、上記の話は一部の話であると思って頂ければと存じます。マレーシアの人々は、基本人懐っこく優しい人ばかりだと思っております。その際たる機会が、イスラム教徒の正月であるハリラヤプアサや、中華系の方々の旧正月の時のオープンハウスの時には、とにかく食べろ!食べろ!で非常に人をもてなすのが大好きです。また頼んでもいないのに、お節介を焼くことが大好きです。遠慮がちにいらないと言っても、全く聞く耳を持ちません。その時は、諦めてその全てのお節介を受け入れるようにしましょう。

 

◆熱帯の国々の共通点

 熱帯の国々の方々に共通して言える部分かもしれませんが、いい加減なところも愛嬌といった感じでしょうか。なので常にチェイスをし続ける根気が必要かもしれません。ただみんな人はいいので、笑って誤魔化すみたいな感じにはなりますが。。。

 話してて良くあるのが、OK! OK! OK!といつて済まされるパターンです。8割9割聞いてないと思って話した方が良いかもしれません(笑)なので、そんな場合は、何がOKなの?と詰めることを忘れてはだめです。

 

 最後にうまく特徴を捉えて、相手の懐に入り込むことができれば、根はいい人たちばかりなので、仕事上でも円滑に進めらると思います。スピードは遅いですが。。。

 

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