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ビジネスのヒント7_売り文句の違い!

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 今回は、現地の小売店や飲食店で使われる売り文句!について取り上げてみたいと思います。

 "One for One"という言葉はご存知でしょうか?シンガポール・マレーシアでは英語で使われる売り文句でして、台湾・中国などの中国語がメインとなる国においては、"買一送一"という言葉で表現されております。"One for One"の意味ですが、パスタを1皿注文したら、1皿分の値段で同じ商品がもう1皿ついてくる意味合いになります。同様に、お菓子1箱を購入したら、もう1箱おまけでついてくるという形となります。

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1. この文言の利用のされ方

 シンガポールをはじめとした中華圏の人たちは、非常にお得なこのサービスが大好物で、クレジットカード会社が、レストランや小売店 とタイアップしてカード会員に提供するサービスとして良く利用がされていたり、スーパーなどでセールを行う時に、色んなセクションでこの言葉が掲示されることになります。論理的に考えますと、"50%OFF"と意味合いは同じになりますが、文言として"50%OFF"と表示するよりも、"One for One"や"買一送一"と表示した方のが、現地の方々にとっては、非常にお得に感じてもらえるようで、効果性の高いプロモーション方法・文言として色んなお店で採用をされております。

 

2. 効果性は?

 飲食店においては、集客をして通常月よりも売り上げを上げたり、並ばせて話題作りをしたい!また新しく顧客を獲得してそれ以降の売り上げ向上をさせたい!などの理由でプロモーションを打つことが考えられるかと思われます。そして、"One for One"の対象アイテムは、サイドディシュですとあまり効果性がないため、メインディシュとなることが殆どです。それによるデメリットとして、"One for One"の時しか来ないお客様だけが来る可能性がある!"自社のブランディングを下げてしまう"ことがございますため、できればこのプロモーションはしないことをオススメいたします。

 また小売店に関して言いますと、飲食店と違いまして店舗内で買い回りをすることが前提となりますため、それだけで集客ができるインパクトを残すことは難しいですが、"One for One"対象アイテム以外の購入に繋がる可能性がございますため、割引以上の客単価増・売上増に繋げやすくなると考えます。

 

 弊社では、各国の強力なPR会社と連携を保有しておりまして、マーケティング計画の立案から広告出稿だけではなく、現地での展開におけるPR業務もサポートさせて頂いております。また出稿する広告についても、各国によって利用する色のテイストが異なりますため、各国の嗜好に合わせた形でご提案をすることも可能です。もしご興味がございましたら、ご連絡を頂戴できればと存じます。<問い合わせ先>

 

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