日本と各国の間では、文化的・言語的な差異等色々な差異がございますが、今回は広告に関して、デザインの色使いについて書いてみたいと思います。
1. 赤
弊社が得意としている東南アジアは広義の中華圏の範疇となりますが、中華圏においてお祝いであります赤は、どの東南アジアの国においても良く使われる色となっております。しかしながら、一口に赤と言いましても、各国の赤のトーンはそれぞれことなります。
① タイ: 発色のいいどちらかといえば真っ赤がメイン
②マレーシア:1-2トーン落ちて紅色
③シンガポール:またそこから1トーン落ち紅赤色
④インドネシア:日本で言うと茜色やえんじ色
2. 色の使い方
日本ではグラデーションを多用することが多いですが、各国では単色の組み合わせでの対応をすることが多いです。従って、色々な色がお互いに主張しあうことになりますので、日本人の目から見ますと目がチカチカするような印象を受けることがあります。比較的日本に近いほんわかしたデザインをするのは、台湾は中華圏にありながら、日本に近いデザインとなっております。
3. デザイン全体
デザインの作り込み方ですが、日本は白ベースにしてそこに色を合わせていく手法をとることが多いですが、東南アジア各国では、背景色の時点でかなりきつめの色を利用した上でデザインを作っていくことが多いです。
弊社では、各国の強力なPR会社と連携を保有しておりまして、マーケティング計画の立案から広告出稿だけではなく、現地での展開におけるPR業務もサポートさせて頂いております。また出稿する広告についても、各国によって利用する色のテイストが異なりますため、各国の嗜好に合わせた形でご提案をすることも可能です。もしご興味がございましたら、ご連絡を頂戴できればと存じます。<問い合わせ先>
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