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シンガポールに飲食業で進出してみる!

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 シンガポールは、地理的にも役割的にも東南アジアの中心としての機能を果たしております。また経済的にも、一人当たりGDPは日本より高く79,697シンガポールドル(=637万円:1シンガポールドル=80円換算/2017年)となっております。
 その人口は、561万人となっており名古屋圏(46市町村)と同等の人口となっておりまして、そのうちシンガポール人は344万人、永住者が53万人で外国人が164万人となっております。またシンガポールで特徴的なのは、中華系(74%)、マレーシア系(13%)、インド系(9%)の人たちが一つの国に共存していることが挙げられます。当然、その民族により食文化は異なりまして、多種多様な食体験をできるところが非常に良いところです。 *出典- Department of Statics Singapore

 

シンガポールの飲食業は辛い!?

 シンガポールの飲食事業の業界規模は、90億2300万シンガポールドル(=7,200億円)で、その店舗数は7,679となっております。また店舗の内訳は、レストランが2,700億円、ファーストフードが880億円、ケータリングサービスが730億円、フードコート等を含むその他が2,900億円となっております。

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 また、飲食店運営における代表的な費用の売り上げに対する比率は、食材原価率が31.8%、人件費等が29.3%、家賃等が17.9%、光熱費が2.9%、広告宣伝費が1.9%となっており、平均的な売上高営業利益率は3.0%となっております。

そして、日本食レストランの店舗数は、1,105店舗(在シンガポール大使館2015年6月発表)となっており、年々その競争はシンガポールローカル企業も含めて激化しております。

 

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リンク先:https://www.singstat.gov.sg/statistics/visualising-data/infographics/food-and-beverage

 

シンガポールのメリット!

 先にも述べたように、シンガポールは東南アジアの中心的な機能を果たしており、交通の要所でもあります。そのため、東南アジア各国を始め旅行者の数も多く、年間の旅行客数は1,640万人(陸路で入国するマレーシア人を除く)と非常に多くなっております。そのため、戦略的にシンガポール人だけではなく、東南アジアからの旅行者をターゲットにした打ち込みを実施することによって、その先の東南アジアでの展開がやりやすくなることが考えられます。また東南アジアの個々の国では、またその対応策が変わるものの、テストマーケティングを実施する市場としては、各国からの居住者もシンガポールにはいるため、非常に有効な国であります。


 For Bridges(フォー・ブリッジズ)では、飲食事業者様向けに、シンガポールにおける会社の立ち上げから店舗設立。そして立ち上げ前のPRからマーケティングまで一括してサポートをすることができます。ご興味を持たれた方は、問い合わせフォームよりご連絡を頂ければと存じます。

 

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